カージナルグッピーは、ラズリーと腹側を赤くする因子の両方がY染色体にある系統です。この系統の特徴として、ラズリーの青を形成している虹色素胞の発達が大きくなると、お腹の赤い部分を隠してしまう為、ラズリーの発達を抑えないと綺麗な発色になりません。ラズリーの発色を抑えるには、背びれと尾ビレに色素細胞を乗せないことが重要となります。画像の最後から2枚は、背びれや尾ビレに色素細胞を乗せたために、赤の発色が弱くなっています。これらは、カージナルという形質が壊れているのではなく、赤が見えなくなっているだけで、形質は受け継がれいます。
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